国交省 令和７年度自動物流道路の社会実装に向けた実証実験に参画
株式会社ＮＸ総合研究所（以下、ＮＸ総研）は、国土交通省が令和７年度に推進する「自動物流道路の社会実装に向けた実証実験」に参画することとなりました。本実証は、物流専用レーンのインフラ構築を前提に、物流の効率化・安全性向上・人手不足対応といった社会的課題の解決を目指す取り組みです。
今回の実証実験は、単なる技術検証にとどまらず、社会実装を見据えた制度面・運用面での課題整理や、地域社会との共生、利用者への価値提供を重視して進められます。物流専用レーンから発着地における他の輸送モードとの連携といったインフラを想定し実際に運用することで、将来的な自動物流道路の展開に資する知見を得ることを目的としています。
本プロジェクトは野村不動産株式会社、株式会社IHI、株式会社IHI物流産業システム、ナカオ工業株式会社、フジトランスポート株式会社、そしてＮＸ総研が参加いたします。各社が持つ強みを結集し、先端技術の開発・導入、物流オペレーションの検証、事業モデルの検討など、幅広い観点から協力して取り組んでまいります。ＮＸ総研は、物流分野における調査研究・コンサルティング機能を活かし、実証計画の立案支援、社会実装に向けた課題抽出と解決策の提言、さらに業界全体への普及可能性の検討を担います。
当社は、本実証を通じて得られる知見を活かし、物流業界が直面する「2024年問題」に代表される労働力不足やCO₂排出削減への対応、さらには地域社会との共生に資する新たな物流システムの構築に努めてまいります。
公表資料リンク（国土交通省 Press Release）
